医院名:梅村歯科 
住所:〒658-0054 兵庫県神戸市東灘区御影中町2丁目2−2 
TEL:078-851-7841

根管治療(歯の根の治療)

できるだけ歯を残したい、抜きたくない方へ

根管治療歯がまだ残っているのに、抜かなければならない――。虫歯治療では、そういう場面もあります。特にほとんど根っこしか残っていない歯に対して根管治療を行う場など、リスクを伴うケースが散見されます。
しかし、そのリスクが歯学的に許容できる範囲であり、患者様が強く望まれているときには、当院は全力を尽くして根管治療にあたります。根管治療は、虫歯菌が歯の根までを侵した状態に対して行う精密な治療です。神経や血管を取り除いたあと、徹底的な清掃と消毒、殺菌を経て、穴を塞ぎます。歯の根の形は非常に複雑であり、高度な技術を要します。少しでも不十分な点があれば、虫歯が再発することもあるのです。
当院では、CTや拡大鏡などを活用し、根管治療の確実性を高めるよう努めております。

最初の治療がとても肝心!

根管治療根管治療は、一日で終わるものではなく、何度か通院して歯の根の消毒・殺菌を繰り返します。
その中でも、特に最初の治療が肝心となります。歯の根に溜まった膿を除去できなければ、最終的な治療の成功率が大幅に低下します。
当院では、根管治療の際には必ずCTによる撮影を行います。得られたデータから立体的に歯の根の状態を確認し、正確な診断と治療計画の立案に努めています。

当院で行う根管治療の特徴

CTを使用して正確な診断と治療計画をたてます

CT歯の根の清掃・消毒・殺菌を徹底するためには、歯の根の状態を正確に知っておく必要があります。当院では、根管治療の際にはCT検査を行い、正確な診断・治療計画の立案に役立てております。

拡大鏡により精密な治療を行います

拡大鏡拡大鏡は、メガネのように装着できる、術野を拡大するための道具です。肉眼の約5倍~10倍までの拡大が可能です。
昔のように「感覚だけに頼った根管治療」ではなく、実際に目で見た精密な根管治療が可能になります。拡大鏡の使用により、根管治療の成功率が高まります。
また、治療を行う歯科医の両手が空くことも大きなメリットと言えるでしょう。

通常の根管治療が困難な場合の外科処置にも対応

通常行われる根管治療では歯を残せない場合でも、症例によっては、以下のような外科的な処置を行うことで、治療が可能になることがあります。

歯根端切除術

歯の根の先の状態が悪い(膿や炎症がある、折れている等)場合に行います。歯の根の位置する外側の歯肉に切開を加えて、歯根端(歯の根の先)を切除します。切開部は、縫合して元通りにします。

意図的再植術

歯根端切除術ができない場合などに行います。歯を一度抜き、悪くなっている歯根端を切除した後、再度埋め込み固定します。1か月程度で歯と顎の骨が結合しますので、それを確認してから被せ物の取り付けなどを行います。
意図的再植術は、まさに根管治療の最後の手段と言えるでしょう。

痛みがないからと言って途中で治療をやめないように…

治療根管治療の経過の中で、炎症や膿を除去したタイミングで痛みが治まります。
ただ、これは治ったわけではありません。続きの処置を受けずに放っておくと、再度炎症が起こったり、膿が溜まったりする可能性が非常に高くなります。最悪の場合には、抜歯しかないという状況に陥ります。
最悪な状況を避けるためにも、必ず、歯科医が治療の終了を伝えるまで通院を続けてください。

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